高知県の足摺岬付近に15:00時頃、台風が上陸すると朝の報道番組でアナウンサーが伝えていた。


前日から台風が接近していることは知っていたため、今日は近距離の移動だけにし、骨休めの日にした。

嵐の前の静けさを利用して、自転車を進めた。 短距離ではあったけど、やはりずぶ濡れになってしまい、途中途中で服を乾かしながら進むことにした。

ずぶ濡れになる原因は自転車に泥除けがついていないせいで、はね返る水しぶきが体やバッグを濡れさせているためなのだ。

25kmの移動を1時間ですませ、泊まる宿の向かいにある喫茶店に駆け込んだ。

喫茶店に隣接する本屋で本を購入し、チェックインするまでの時間をゆっくりと台風の中過ごした。

高知の下のほうにある宿毛市という場所に滞在しているのだけど、昼に訪れた喫茶店はとても混んでいた。 人気があるのかな。

ランチメニューはブッフェのみで、680円で食べ放題飲み放題になっているため人気があるのかもしれない。

昼の忙しい時間が終われば、だんだんと新聞や雑誌を読みに中年の男性やおばさんがコーヒーを飲みに来店し、東京の純喫茶と同じような光景が遠く離れたこの場所でも存在していた。

旅とは何か


人生は旅だと称すこともある。

購入した本に「家を出て、遠きに行き、途中にあること」と書かれている。

旅とは途上にあることと言っている。

人生もまた「途上にあること」と定義できる。 途上とは経過している時間の流れ、旅には始まりがあって終わりがある。

前もって用意された旅というものは存在しない。 旅をしたいと思う人間が作り出すもの。

人が歩む人生に同じものは二つとない。 個性があって、生れ育つ環境があって。

そんな人間が作り出す旅もまた同じものは二つとない。

自分の今している旅についても、「発展途上」と表すことができるのかな。 そう思っている。

潜在的な自分の可能性があるのかもしれない。 また違う段階に移りつつあるのかもしれない。

自分の原点を回帰しつつ、明日へと旅立っていくのである。


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