大雨の影響で、昨日は移動だけになった。 高松市から徳島市まで体を冷やしながら移動した。


1日中雨だと行動力が落ち、どこもよりたくなくなる。カメラも出し入れを渋るので写真がとれないのだ。

宿に着き熱いシャワーを体に浴びると、ホッとしたのか22時には眠くなり、朝まで起きなかった。

朝はホテルのブッフェを頼み、ガツガツとお腹を膨らます。 ブッフェの代金が500円なので申し分ない。

栄養とバランスを考えることなく、テーブルに並ぶ料理を端から端まで皿に盛りつけた。

コーンスープ、ポトフ、味噌汁。汁物も種類が豊富だ。もちろん全部飲んだ。 オレンジジュース、牛乳、アップルジュース、コーヒーと、もちろん全部飲んだ。

おかげさまで、かがむ動作をすると「うっぷっ」ってなった。

朝の10時に雨は止んで、午後からは晴れ間もみれた。 室戸岬につくまで、特に観光地がないと地図を見て判断した俺は、出口君に聞いて興味がわいたお遍路を、行ける範囲でやってみようと決めたのだ。

ルート上に近い寺から始めることにした。

初めて訪れた寺では境内を掃除していたおばちゃんからチョコをもらった。 予期していなかったから純粋に嬉しいな。

駐車場には白装束を身にまとった人たちが車を乗り降りしていた。 車の横でお参りの準備をしている人もいた。 多くの人は車で寺を巡っているんだな。

年配になると体力や体の調子で歩くのがしんどいのはわかるけど、ただ寺を巡って、寺に行った証拠を残して、念仏唱えて、そそくさと車で次へ移動する。

限られた時間でお遍路をするには、致しかたないんだろうな。 ガイドさんに案内してもらっているバスの団体さんや、参拝が済んで車に乗り込むやいなや、ナビで次の寺を確認するみたいな。

寺を4か所しか巡ってない俺が言うのは大変おこがましいけど、お遍路ってやはり歩いて巡らなければだめかなと思う。 自転車でもだめなんだと。

寺で念仏を唱えることよりも、寺と寺の間の道中で何を考えて、何を五感で感じたのかが重要なのではと思ったんだ。

悟りって何気ない一瞬の出来事に、はっとして悟る事だと思うし、お遍路は旅と同じ、自分と向き合い自分の中の仏を見つけ出すことなのかも知れないね。

そんなことを自転車に乗りながら考えていたら危うく車とぶつかりそうになって、運転してたおじさんに 「あぶねーだろ、おめー死にてーのか、ふざけんな」とどやされ、ものすごく嫌な気分になった。

気にしない気にしない。

最後に訪れた寺では境内から望む景色がとても綺麗で、木陰で涼みながらギターを弾き、眺めていた。

山に囲まれた港街で、山の中腹に位置する寺からは、右手の山にお城、その眼下に街並みと海、そして海に浮かんだ離島が見える。

風で木の葉が揺れる音に、時々、巡礼に訪れたお遍路さんの鐘をつく音が聞こえてくる。 それらが神社・仏閣のあの独特の雰囲気を演出していた。

寺を離れ、宍喰という場所まで移動した。

宍喰の道の駅にはホテルが併設されていて、温泉を日帰りで利用できる。 海岸にあるためか、サーファーが日帰り利用をしていた。


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