ここ何日かで口内炎が何か所かでき、口を開けるだけで痛みが走る。


原因はビタミン不足と精神不安だと思うけど、口になにかを入れるたびに激痛が走るのは勘弁願い下げこうむりたい。 終始、舌を使ってレロレロしていた。

朝は9時頃まで雨が本降りで、小雨になるのを待って出発した。

岡山市から程近い新岡山港からフェリーに乗り小豆島へ。 小豆島はオリーブとか醤油が有名。

1時間弱、船に揺られ、小豆島到着のアナウンスが船内に流された。

小豆島は想像していたよりも大きい島で、だいたい島を一周するのに70kmはある。

フェリーから港に降り立つと、ゴマを炒ったようなこうばしい香りが辺りにたちこめていた。

なぜにこんなにこうばしい香りがするのか、名物の食べ物を港で焼いているのかと勘違いしたぐらいだ。

自転車を漕ぎだしてみると原因がすぐにわかった。 どうやら港近くのゴマ油生産工場から出る匂いのようだ。

町の雰囲気は景観だけでなく匂いも大事なイメージにつながるんだな。

過去にリポビタンDの生産工場がある町を偶然通りすぎた時、まさにキャップを開けた時と同じ匂いがした。

あの匂いを毎日嗅いでいたらどうなるのかな。

一家団欒の夕飯時に、TVCMが流れた場合 「なにがファイト一発だよ、このやろ」と害を感じているのか

「せーの ファイトーー!! 一発!!!」と家族総出で音頭を合せて高々と拳を突き上げているのか。

とまあ匂いというのはそれだけ人生を左右するわけだね。

島の外周が70㎞あることを知り、半周程度で行きたい場所だけを周ることにした。

島の南側に観光スポットが集中していたために、だいたいの場所は行くことが出来た。

島と小島が潮の満ち引きでつながるエンジェルロードはデートスポットになっていて、当日も若いカップルが訪れていた。 残念ながら、潮が引ききれてなく、完全には島と島が繋がっていなかった。

女の子は躊躇して、先に進もうとはしていなかったけど、男の子はぐんぐんと海水に足を突っ込み進んで行く。 最後は岸と岸で見つめあっていて、この先もお幸せにと心の中で呟いた。

他にもオリーブ公園、二十四の瞳で有名な「岬の分教場」など、1日滞在しても飽きないほど見どころがある。

島に1泊して、のんびりサイクリングするのも楽しそうだな。

夕方近くになりフェリーで高松へ出航。旅も四国に入ってきたのか。

フェリーで上陸すると、なんだか異国に足を踏み入れたような気分になる。

向こう側に見えている陸が、だんだんと近づいてくる感じもいい。

今日のフェリー代だけで2,320円もかかってしまった。

夜は知人の出口君の家に泊まらせてもらい、夕食を共に過ごした。

出口君との会話で「四国お遍路」が話題になった。

会社の上司に、お遍路の良さを教わり、勧められるがままにお遍路をしたら四国に転勤になったという話。

親の青春時代の日記を密かに盗み見て感動した話。

どれも刺激的な話で、自分の考えがリフレッシュされている気がした。 調子に乗って家に帰った後もおおいに語り合おうと意気投合したのだけど、仕事の疲れだと思う、すぐに出口君は爆睡してしまった。

もう少し話したかったな。 出口君、ありがとうございました。

恩を受け取るばかりで必ず返さねばと、また心に誓うのである。 お世話になりました。


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