今回は歩き遍路に必要な道具と装備を紹介します。




雨天時におすすめなのは

何と言ってもポンチョです。
すっぽりとバックパックごと被ることができ、防水性にも優れています。
膝より下は濡れてしまいますが、この際仕方ありません。




私が準備した装備は、最初ゴアテックス性のジャケットとバックパックカバーでしたが、
結局、ずぶ濡れになってしまい、途中でポンチョを買うことに。
購入したのはモンベル社のポンチョですが、なかにはバックパックのサイズを考慮しているポンチョもあるようなので比べてみてください。


続いて、ジップロック



ジップロックに限らず、密封できる袋はとても重宝します。
大きさも大中小と用途に合わせて使い分けできます。

お遍路では頻繁に出し入れをするお遍路道具(納経帳など)があったり、
道を確認するために何回も地図を出し入れします。
いちいち袋から出すのは面倒なのですが、濡れてボロボロになるよりましなのです。


 
服装

はっきり言って自由です。
何を着て周ってもいいでしょう。
ただ快適にお遍路をしたい方にお勧めなのは、速乾性に優れたものが良いと思います。




下着もユニクロなどで売っている乾きやすい素材のもの、パンツはボクサー系のフィットするもの。
トランクスだと股が擦れる場合があります。
 
靴は、山道も歩くため、登山靴を選択肢に入れる方もいますが、断然、スニーカーです。
ランニング系の軽量モデルをお勧めします。
毎日30㎞を歩いていると、登山靴が重くて嫌になってくるはずです。
自分の足の形にあったメーカー、モデルを慎重に選んでください。

ここで一番重要なことは靴下です。
間違ってもアンクルソックスなる、くるぶしが見える靴下をはかないことです。
ねん挫の原因につながります。
しっかりとくるぶしをサポートするような靴下を選んでください。




私はテニス、バドミントン選手がはくようなソックスを途中で買いました。


野宿におすすめなもの
 

野宿をしながら、歩き遍路を考えている方におすすめなものを紹介します。

まず絶対必要なものは寝袋です。
泊まるところが山の上だったりします。
春・秋用の寝袋があると快適です。




寝袋だけでは寝心地が悪いのでマットが必要になってきます。



マットはエアマット、銀マットと他にも種類がありますが、使い勝手、値段、収納性を考えると
EVAマットがベストかと思います。

コンパクト性だけをとればエアマットをおすすめしますが、値段も高く、雑には扱えません。
テント泊をしたい方にはおすすめします。

テントを持参するかは重要な選択

テントがあればどこでも寝れます。人の目も気になりません。
ですが重量は2キロ。
2キロは結構でかいです。
夏は蚊よけになり、重宝しますが、春・秋にお遍路される方にはそこまで必要はない気がします。
防犯にも効果があるので、徹底して野宿を貫き通す方にはいいかと思います。

汗ふきシート

これがあるだけで気分が違ってきます。
毎日これで体を拭いていました。
お風呂に入れない日もあるため、必需品間違いなしです。





携帯ボトルも必要です。
1リットルぐらいが私は良いと思います。
何キロも自販機がない場合もあります。
水道設備がない場所で野宿をする時は1リットルぐらいは必要になってきますね。




他にもあったらいいなというものがいくつかあります。

・ビーサン
・蚊取り線香(夏限定)
・コンパクト洗剤(NANOXなど)
・ヘッドライト



色々と持っていきたいものはあると思いますが、
総重量は10キロ以下に抑えた方が歩きやすいです。
私の経験が参考になればと思います。